通常、オリエンテーリング大会コース地図を作成する場合、基図となるO-MAPを下絵として、OCADのコース作成機能で作図したコースMAPを重ね合わせます。 そこで、ネットプリントに対応したコース地図データを作成するためには、これらを一つのファイルに結合する必要があるため、その手順を説明します。 まずは、コース地図を開いてください。

[コース]-[エクスポート]-[コース地図]を選択し、各コースファイルを作成します。 注意：[ファイル]-[エクスポート]ではありません。

コース図を作成しますので、「コース」にチェックを入れて、全コントロール図＜すべてのコントロール＞を含めた全てのコースを選択します。[すべてを選択]のボタンを押したのでは、＜すべてのコントロール＞が選択されないため、コントロールキーを押しながら、マウスでクリックしてください。

ファイル名は自動で入りますが、ここのCoursesには、コース名が勝手に入ります。

コース数のファイルができます。

作成されたOCADファイルの一つを開いてください。通常、下絵が読み込まれていたはずですから、そのファイルを読み込もうとします。ディレクトリを変更して保存した場合には、このようなメッセージが表示されます。下絵は、不要ですので、キャンセルを押してください。

パープル版のみのコース地図が表示されるはずです。 もし、下絵ファイルも読み込まれてしまって地図表示がされた場合には、次の手順で下絵ファイルを消してください。

もし、エクスポートしたコース地図を開いた場合に下絵ファイルも読み込まれてしまった場合には、[下絵地図]-[オプション]を選択して、左端の目玉マークを消してください。

コース地図と下絵地図を結合させるために、コース地図に下絵地図をインポートします。

下絵地図を選択します。